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2018年5月22日

地盤について【平時】と【有事】の検討を 「地震に強い家づくりセミナー」で地盤専門家の横山氏

地盤について【平時】と【有事】の検討を行い、「地盤」「基礎」「建物」の“三位一体による地震対策
 
(株)鈴三材木店と地盤ネットホールディングス(株)が開催した「地盤から考える 地震に強い家づくりセミナー」では、地盤ネット総合研究所(株)取締役で地盤の専門家である横山芳春氏(理学博士)が、これからの地震対策について語りました。

 

 
揺れの重要な要因がわかる「微動探査システム」
地震による直接的な揺れの要因として、非常に重要なのものとして横山氏は、
●軟弱な表層地盤による揺れの増幅
●建物の固有周期と地盤の卓越周期が近い場合の共振現象
を挙げました。
これらの調査に役立つのが、地盤ネット(株)が開発した「微動探査システム」です。
 
従来のSWSとの違いは?
●平時の地盤支持力を調べるスウェーデン式サウンディング(SWS)試験
SWSでは、建物の重さに地盤が耐えられるかどうかを調べられます。
耐えられない場合は杭を入れたり、地盤改良を行ったりします。
●有事の地盤リスクを調べる「微動探査システム」
地震の揺れがどれくらい大きくなるかを調べるのが、「微動探査システム」です。
 
平時/有事 どちらもしっかり検討を
これらを踏まえて、横山氏は「平時と有事の検討をしっかり行い、地盤・基礎・建物の“三位一体”による対策をしていただきたい」と出席者に求めました。


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