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2017年3月23日
荒廃した団地を生まれ変わらせる!ドレヴィッツ地区 〜ドイツ視察詳報②
荒廃した団地を生まれ変わらせる秘策とは?
鈴三材木店の社員が、環境先進国に暮らしの知恵を探しに行ったドイツ視察。
古い団地改修の先進例として知られる「ドレヴィッツ地区」(ポツダム市)も訪問しました。
ドレヴィッツ地区は、旧東ドイツ領だった1980年代に建設が始まった郊外型団地です。38.8ヘクタールに約5500人が住んでいます。
ドレヴィッツ地区では、建物の老朽化をはじめ、人口減少、高齢化など、日本の団地に似た問題が起きていました。
また、治安が悪く、世代間の貧困の連鎖という問題も抱え、ポツダム市民が「あの地区はポツダムではない」と言うほど、荒廃していました。
そこで、ポツダム市住宅公社は2009年から、ドレヴィッツ地区の改修に着手しました。
具体的には、
- 既存の建物の省エネ改修
- 地域に暖房・給湯のための熱を送る熱源への再生可能エネルギーの導入
- 自動車を減らし、歩行者を優先したまちづくり
- オープンスペースの整備と緑地の拡大
などに取り組んでいます。
建築分野に限らず、エネルギー、交通、都市計画といった分野を連動させ、都市全体を生まれ変わらせるプロジェクトですが、鈴三材木店とお付き合いいただいている工務店の皆さまの関心が高いのは、やはり住宅の温熱環境改善や省エネ性能アップであると思います。
ドレヴィッツ地区で見つけたヒント、アイディアは、鈴三材木店のFacebook、ブログ、Twitterなどで発信していきます。
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