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2017年2月27日
「WOOD.ALC」厚板集成材は、1時間準耐火認定のカーテンウオール商品です。
「WOOD.ALC」は、1時間準耐火認定商品です。
低炭素社会の達成という大きな願いが込められた厚板集成材「WOOD.ALC」。“ALC”は、“Attain(達成する)Low Carbon Society(低炭素社会)”の略称です。
この「WOOD.ALC」は、優れた耐火性能を持つ商品でもあります。
「WOOD.ALC」の防耐火性能試験により性能を明らかにしました。スギの集成版(総厚120mm)を800℃を超える炎によって1時間にわたり実証加熱実験をしました。その結果、燃えたのは表面から60mm前後だけで、炎の反対側の面(裏面)の最高温度は44℃にとどまりました。
性能評価試験の規定、1時間準耐火構造の外壁に必要である遮熱性、遮炎性を満足する試験結果となりました。
「WOOD.ALC」は、厚みを持たせた木の板を使用することにより、耐火性能を高めています。特殊な薬品を使って不燃処理・難燃処理を施しているわけではありません。自然に還しやすい環境配慮型の建築資材です。
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「WOOD.ALC」などの木材は、鉄やコンクリートと比べ、製造・加工時の二酸化炭素の排出が少なくて済みます。また、日本国内で十分に育ったスギを伐採して利用することで、安定した林業経営を可能にし、植林による二酸化炭素の固定を実現できます。
製造・施工に特殊な技術を必要としない「WOOD.ALC」は、林業の活性化や、自治体や国が目指す低層建築物の木質化への貢献が期待されています。
鈴三材木店は、「WOOD.ALC」に関する情報の発信拠点として設立されたWOOD.ALC中部地区普及協会の事務局を担当しています。
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